先ずは当日、最終パッキングを完了させる。
重量は合計21,4kg ビール他・宴会食材。
20kg前後は 「9月の北岳」 「10月の朝日連峰」 以来だった。
2月20日(月) PM6:45 僕の自宅にJV隊長・cherry副隊長が迎えに来てくれる。
で?なぜか・・・ 自宅、目の前の「カレーハウスCoCo壱番屋」で このカツカレーを3人で頼むのが
いまやチームの「げん担ぎ」に(汗) しかし家族連れでも無い むさい男3人で自宅前での食事。。。
ココだけの話、 最初は僕もチョッと・・・・・・・・・・・・・(汗) ようやく慣れました。
実は山をやっていながら 最近、「岳」を見たばっかり。。。 レンタルで借りたんですが観る時間が無くてダ●ングしてました。
それからと言うもの登山映画にハマリりぱなしなんです(汗)
東北道はDVD鑑賞でロングドライブを♪ 今回の映画はこちら↓です ^^v
東北道で突然の事故・・・
DVD鑑賞をビデオに納めようと思ったら 横転する車両を・・・ 運転手は生きてたようでした(ホッ)
AM1:45 夜叉神の森駐車場 到着、 明日の勝利を祝って 寝酒乾杯 AM2:00
AM5:00 起床 今までで一番寝た気がする。。。
AM6:05 登山口へ 注意書きに 心無い落書き。。。
しかしJV隊長のF2.8レンズって明るいですね(汗) まだ夜明け前、ヘッデン(ヘッドライト)を点灯してるのに 僕の姿をフラッシュ無しで撮影・・・
実際の明るさはこんな感じでまったく僕のカメラでは写りません(汗)
登山届けをポストに、駐車場には数台停車してありましたが届出は僕らのみ・・・
全国平均10%台と言われる届出率・・・
もちろん自分自身の遭難に対する備えでもありますが 逆に、他の方が同じ場所で遭難した際に
警察から「こんな人を見かけませんでしたか?」と我々の登山届けを見て連絡が来ます。
技術・装備・体力以前の問題、最初の心構えが肝心、是非、全国の登山届出率が上がる事を願います。
「里は里でも山は冬!」
えっ、2800mを超える鳳凰三山も3000m峰が連なる南アルプスでは里山扱い(汗)
重登山靴・ピッケルの装備確認。
トレッキングシューズ・綿の衣類 NG!。
基本的な事が書かれてます。
赤岳山頂付近の強風下では 我々の履く重登山靴でも足が冷えました・・・
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先月の安達太良山、山頂も風が強く 山スキー用のATブーツにも関わらず 足が冷えてヤバイですと下山して行く人が・・・
※「team oki off と雪山へ行こうよ!」の企画では もし冷えたら即下山と決めてましたし
壷足,ラッセル状態なら足も雪の中ですので暖かい、トレッキングシューズにウールの靴下2枚履きでOKしました。
しかし冬の山頂付近は、どの山もアイスの場面が・・・ 遮る物がなく靴に直接風が当たると相当ヤバイです。
1000m上がるごとに -6℃ + 風速が1m/s増すごとに体感温度は約1℃ずつ低くなる。
例えば、現在地が1000m -10℃ なら 2000mの地点が風速15mの場合 体感温度は実に-31℃
じゃ?3000m地点なら -37℃(汗)
もう一度、冬装備を ここの登山口で確認される理由はそう言う意味なのです。
予備の靴下や軍手を持つのも万が一の備えです、冬は先ず過剰に越した事はありません。
と、まぁ 最近道具の使用感やアレコレをブログに書かなくなったので 直接質問のOMを頂く事も・・・
今使ってる装備でも条件が最悪だと はっきり言って寒いです(汗) ただ致命傷にはならずギリギリを行けると言う安心感は大きいです。
以上。 あくまで私個人の体感感想であり 個人差もあるので山道具のスペックはOMを頂いてもお答えし難いものです・・・
さて、夜叉神峠から枝立峠までの登り道、
隊長の膝に異変が(汗)
まだ3分の1も進んでない状況は まさに JV隊長を一人 白根御池小屋に残し登頂した「9月の北岳」。
冬装備でただでさえ重い荷物に緩んだ雪道・・・ 膝への負担が大きい(汗)
今日こそは南アルプスに「忘れ物」と「雪辱」を果たしに来た自分・・・ 隊長の荷物を喜んで4kgデポ! アイゼンはWで装着^^v
「THE ヲトコの25kg超」
なんかトラックやトレーラーみたいだな・・・(汗)
でも、なぜか迫力の80Lが50~60Lサイズに見えるのが寂しい感じも(TдT)
だって、休憩時の この写真見てくださいよ~ 実際はこんなにザックが大きいはず?なのに
デブな自分が背負うと普通のザック見たいに・・・ 絶対!絶対! 痩せてやる~!!
ちなみにcherry副隊長も 本日は20kg超え 僕と変わらない重量で(汗) デビュー戦では荷物を捨てて以来。
技術顧問自ら 冬山やりたいならと 110L 35kg を見せられた 飯豊山合宿のお陰でしょうか?
ホントみんな良く担ぐようになりましたね~
南御室小屋へ到着、小休止してアイゼン装着。
目指すは誰もテン泊してない 2700mの薬師岳小屋へ!!
ここの登りは25kgの装備が肩に食い込みました・・・(TдT)
登りで火照った体・・・ 雪に座ると気持ち良い~!! ザック下ろして休憩も面倒なんで・・・ 背負ったまま。
もうすぐ砂払いへ♪ 頑張るぞ~!! きっと絶景が待ってるはず!!
ひぇ~ 強風で雪がほとんど飛ばされてます・・・(汗) 決して「運」頼りの登山はしてませんが
やっぱ登山は「晴れ」が最高です、天気が良くてラッキーでした(笑)
おおーーー!! 後ろには富士山!!
前方には「厳冬期の北岳、バットレスがくっきり!!」 すごい!!
近いようで なかなか たどり着けない薬師小屋 荷物が重いせいだな・・・
ようやく2700mのテン場へ到着! 小屋は雪に埋もれてましたが トイレは使えるようなので除雪して道を作りました。
もちろん冬場は凍結で水場もありません、水作りは僕が担当と言う事で頑張ります !
バーナーで雪を融かして鍋で水を作ります。
今夜はキムチ鍋、馬チャーシュー そして〆のラーメンと 制限される山だからこそでしょうか? 超豪華に感じます(TдT)
team oki off 結成
そして登山デビュー 1周年を祝って!!
「乾杯っ!!」
※翌朝、テント内-15℃でしたが 宴会中はバーナーの火力で暑いくらい・・・
段取りさえ良ければ荷物になる「ダウンジャケットやダウンパンツはいらない」と言う意味が良くわかりました。
その日はPM7時過ぎには寝たでしょうか・・
凍結したら困るものを防水袋で包みシュラフに入れて寝ました。
で?・・・ 全員12時前に寝汗で起きる事件が(汗) 寒い夜のつもりが熱い夜を過す事に・・・
僕のは3人の中で一番安いやつで、外気温-15℃までなので 予備でイスカエア280Xを持って行き
最悪、cherry副隊長の持つ Puma GWS とダウン量1000g前後で同等になる計算をしてたのですが 全く出番無し・・・
北アや飯豊山は、テント内が-20℃以上とか ココより もっと寒い日がある見たいなので まだまだデータにはなりませんが。
雪中キャンプをナンガで寒い思いをした1年前、その事を正直にブログに書いて受けた誹謗中傷・・・
そして本物と言われるWM社のシュラフとの出会い! そこから始まった僕の登山、雪山への挑戦。
※テント内 -15℃ シュラフも凍り付いてます(汗)
これ「別格!」です。
もちろん、WM社の設計を日本人の体系に向け改良したかのような
イスカのエアXシリーズもお勧めです。
エア450Xでも足元の暖かさはナンガの600SPDXいや900以上です。
(モンベル♯1が、この2つの中間ですがタイト設計の旧型ULアルパインに限ります。)
イスカは元もとのダウン量が比べるものより‐150g少ないので上半身は弱いですが
そもそも就寝時にダウンジャケット着て寝る人が多いなら問題ありません。
追記:エア450Xはあくまで3シーズン用です、2000mを超える雪山を想定して シュラフをお探しの方には
↓ お勧めします。
これから、厳冬期の雪山泊を目指される方には このシュラフをお勧めします!
いい商品は「いい!」 悪い商品「悪い!」と言って何が?悪い!
間違った口コミで 信じて買って後悔した人も多いくらい ブログの影響は大きいもの。。。
これから買う人への正しいアドバイスとは・・・? 使用目的にある現地に行って証明するのが一番。
ほんと この景色、この大自然に向き合った1年間で感じた
「他愛も無い理由」が登山の始まり
ようやく全てに ピリオド が打てました。
※マットは「プロライトプラス」持って行ったんですが嵩張るのを気にしなけらば より軽量な「リッジレスト」や「Zライト」でも良かった気がします。
↑ team oki off が雪上でのテン泊で使用してるマットです。
さて、いよいよ第2話(最終話)は 雪崩れの跡(デブリ)へ 自然の驚異を目の当たりにするチーム。
お楽しみに!!
タオル3: ファイントラック ナノ タオル