お米に水分が浸透して膨らんできたの見えるでしょうか?
これ!重要です。
水分を含む事により芯まで熱が通りやすくなるので
より効率よく熱が伝わりお米を炊き易くする事で
クッカーや鍋を焦がすのを防げます(持論・・・)
※カリスマ主婦の家内は熱湯掛ければ一発だよ!
ってロマンの無いアドバイスをしてきます・・・)
ではこれより火に掛ける訳ですが
飯盒だろうと鍋だろうとライスクッカーだろうと
基本的な原理は同じと考えてもらってOKです。
まず初めはですが、フタをする必要はありません
(標高の高いところや寒い日または焚き火の場合はフタしてね!)
これは見なくても分かる人や面倒くさい人はフタしてもらって
構いませんが実際、沸騰するまでの圧力を考えれば必要ない事は
理解できると思います。
ちなみに言ってる本人である僕は最初からフタしてます(笑)
(電子ジャーでは無いので最終的に圧力もあまり関係ありません・・・)
火力ですがWGバーナー等は強火の必要は無いと思います・・・
風の無い穏やかなキャンプ日和などでのガス使用での炊飯なら強火と中火の
間がベストです。
沸騰まではじっくりと熱を加えることで米の「何チャラ?成分?」いわゆる
「うまみ」みたいのが溢れるそうです・・・
確かにうちの飯盒炊飯はジャーで炊くより美味しいです。
じっくり中強火で熱を加えること数分・・・ ↑この様に泡立ち始めます。
この温度を測ったことはありませんが、たぶん「うまみ成分」がたっぷりなんでしょう・・・
これを合図に一気に強火にチェンジ!
そしてフタをしましょう!
下から熱される米を均一に上も熱する為の密閉行為と僕は思ってます。
飯盒の方は置石を忘れずに。
吹きこぼれた汁が鍋を伝わりながら下まで落ちずに乾く程度まで
徐々に火力を絞ります・・・ っが決して弱火ではありません。
この火力の感覚を体で覚えるとなんでも炊けるでしょう・・・
(初めは多少汁が落ちますので丸型飯盒ならシングルバーナーを汚しません)
強火・中火・弱火とは言いますが、これは使用する火器により
大きく違う場合もありますし、気候や天候の条件でも変わります。
あくまでも文章中の感覚的な表現がポイントです。
例(「吹きこぼれた汁が鍋を伝わり下に落ちる前に乾く程度まで徐々に火力に絞る」など)
さてこの頃には一時的な吹きこぼれもおさまり、激しい蒸気がシューシューと
隙間から出ているはずです。
ここで一服タイムって感じでタバコが吸えます(笑)
吸い終わる頃には蒸気もおさまって来るので置石をはずし
(フタが持ち上がらないなら蒸気がおさまってます)
現在の火力よりも若干、弱火傾向にさらに火力を絞ります。
ここからが最終仕上げです。
耳を澄ますと鍋の中からプチプチ?と何かが弾ける様な音がしてきます・・・
この音が何なのかは知りませんが時間にして2~3分(これもタバコ一服程度でしょうか)
じっと我慢してるとしだいにその音の数が増えだします。
(慣れないうちは一瞬くらいなら開けてみても問題はありませんが僕は開けません)
「プチ・プチ・プチ・プチ・プチ・プチ・プチ」って感じでしょうか?
このプチプチ音は鍋内に水分が無い限り発生しないはず!
(過去に一度も焦がした経験が無い僕)
でプチプチ音が弱まり消えない内に(消える寸前?かも アバウトですいません)
ガスを止めて(鍋・クッカーの人はかき混ぜ・蒸らして完成)
飯盒の場合は軍手を準備し逆さにして蒸らします。
さて待つこと15分~30分、これはアバウト(他の料理作ってるので・・・)
開けて見ましょう↓
お米を拡大してみます↓
炊き上がりなんでこの様に糊ピチピチ・米艶々していてOKです。
かき混ぜると徐々に落ち着きます。
さて気になるお鍋の底ですが↓
まったく焦げてません。 湯気でレンズが曇るので何度も撮りなおしました(笑)
さて盛り付け↓
こんな感じで100点ですか・・・
ちなみに焚き火で炊きたい方は兵式飯盒がお勧めで
大人数など大量に並べるときの
並べ方は >>>>>>>> と一般的に言われているが、この炊き方では偏りが出るらしく
実際は >
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